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β-グルカンに富むパスタを2ヶ月食べ腸内環境改善、悪玉コレステロール減少。善玉菌である乳酸桿菌が顕著に増加し、非有益な悪玉菌が減少、LDLコレステロールが、平均で107.4から93.8に落ちていた。
- 2015/9/21
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- β-グルカン, 悪玉コレステロール改善, 腸内フローラ
β-グルカンに富むパスタを2ヶ月食べ腸内環境改善、悪玉コレステロール減少
イタリアのバーリ・アルド・モロ大学の研究によると、2ヶ月間β-グルカンを増量させたパスタを食べた人達には、腸内で有益な善玉菌が増え、非有益な悪玉菌が減った事が分かった。
β-グルカンはキノコや酵母に含まれる多糖類の一種で食物繊維の仲間です。免疫力を高めガンに対し予防改善効果、悪玉コレステロール値を下げる効果、腸内環境を整える効果がある事が示唆されており、高い健康効果を秘めているとし研究が進められている成分です。
β-グルカンは特定の微生物の細胞壁内だけではなく、オート麦と大麦で発見された特殊なタイプの糖で、人間が消化できない繊維ではあるが、腸内細菌の幾つかの種類によって消化される。
研究者らはβ-グルカンに富むパスタを食べて貰う事によって、腸内細菌のバランスを改善させ人間の健康に繋がると仮定し研究を行なった。研究では調査前に糞便や血液サンプルを採取し、β-グルカンに富むパスタを2ヶ月食べて貰い、調査後に再度糞便や血液サンプルを採取した結果、消化管における有益な善玉菌である乳酸桿菌が顕著に増加し、非有益な悪玉菌が減少していた。
更に抗炎症活性があり、特定の短鎖脂肪酸、2-メチルプロパン、酢酸、酪酸、プロピオン酸など、細菌の代謝産物の濃度における予期せぬ上昇を発見した。血液検査では悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが、平均で107.4から93.8に落ちていた。
ダイエットの天敵とされる主食、炭水化物だが、β-グルカンを多く含むと逆にダイエットに効果的な食品に生まれ変わる可能性があり、辛いダイエットを行なわなくても良い時代がやって来る可能性がある。